Stand By Me

タイトル Stand By Me (スタンドバイミー)
  1986年アメリカ
直感評価 4点(5点満点)
感想 スタンド・バイ・ミー コレクターズ・エディション大変有名な作品ですが、つい最近まで観た事ありませんでした。
観ながらも、見終わった後も、
「もっと早く観ておけば良かった」と思っています。

きっと、もっと若くて柔軟で繊細な心を持っている時期に観ていれば世界観が変わっていたんじゃないかって思います。
古い映画ですが、少年の思春期の一部を描いたこの作品はやはり永遠の名作だと言われる所以が納得できます。

物語の語り手Gordie(ゴーディ)がChris(クリス)に、一緒に進学クラスに行こうよと誘うシーンが印象的でした。いや、誘うのは別に構わないのですが、その後のChrisの台詞ですね。
誘われたChrisは

“They won’t let me.”

”みんながそうさせないよ”(勝手に訳しました。字幕とは違います

と寂しげに言います。それを理解できないGordieはどういう意味かと問い、それにChrisは

“It’s the way people think of my family in this town.
 It’s the way think of me.
 I’m just one of those lowlife Chambers kids”

”家庭が悪いんだ。
僕も同じだと思われてる。
あくまでチェンバー家の子どもなんだよ。”(勝手に訳)

と答えます。

要は、家柄ということですね。
Chrisは正義感も強く、落ち着いていて、4人のリーダー的存在。頭もいい。
でも、家庭が悪いから僕もそのレッテルを貼られると。
やるせないですね。

大人と子どもの間の微妙な心。それらをいろいろな形で至る所に表現されていると思いました。
心にしみ、切なく、若き日々を遠くに眺めてしまう、青春の作品です。
素晴らしい。

友達っていいな。

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