60年代、美しいアカペラの歌声でアメリカを席巻した伝説のドゥ・ワップ・グループ“ヴィニー&ザ・ドリーマーズ”のリード・ヴォーカル、ヴィンスもいまや50歳。十数年前に妻を亡くした彼は、とうに歌を捨てしがないバーテンダーをしていた。ある日、入院している彼の娘の担当看護婦ジョアンと出会ったヴィンスは恋に落ちる。しかも、ジョアンは“ヴィニー&ザ・ドリーマーズ”の大ファンだったのだ。なぜ歌わないのかとのジョアンの問いに苦い過去が甦るヴィンス。だが、旧友たちと再会した彼は歌うことへの情熱を再び取り戻していくのだった……。
という、まぁ生ぬるいストーリーです。 まず第一印象は、時間の経過がよくわからないということです。
一週間の出来事なのか、一ヶ月間くらいの出来事なのか今ひとつ時間の感覚がつかめません。
映画の随所で様々な曲が使われるのですが、それらはとても素敵です。 音楽を楽しんでいる、という感じが良く伝わってきました。
音楽を楽しむというのであれば楽しい映画ですね。 ストーリー等はそれほど面白くありませんでした。
しかし、歌はとってもうまいんです。
今ではなかなか聞く機会を得られない、「doo-wop」を聞く事ができます。これは楽しい! まっ、見所はそこだけですな(笑)
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