宝塚駅11:27発、快速同志社前行き。
脱線事故により6月19日まで宝塚~尼崎間でJR西は運転を取りやめていた。
今日は、その事故現場を通る電車に乗った。
駅の改札を通る前から、色々な思いが私の中を駆けめぐっていた。
京橋で降りるので、最後尾の車両に乗った。
以前と変わらぬ電車内。とても閑散としている。
それでも、停車駅では幾人かの人が車内に入ってくる。
宝塚駅を出発して約15分、事故現場を通過した。
何も無いはずなのに、少し足がすくんだ。
多くの人が事故現場を振り返っていた。
ビデオカメラを回す者も居る。
白い目隠しが一面を覆っていた。
マンションは本当に線路の側ギリギリの所に位置しているのだと、
この時初めて気がついた。
事故現場を通過する際、乗務員は敬礼をしていた。
それが、何だか印象的だった。
無事、京橋まで乗車することができた。
無論当たり前の事であるが、何だか安心した。
素朴な疑問なのだが、事故現場での敬礼、JR西いつまでするつもりなんだろう。
というか、いつ辞めるんだろう。