トライアスロン、初参戦記。その8。

「もう1回来るわ~!」とコース脇の父の声をかけました。
そして、最後の周回も終わります。

最後に父親とすれ違ったとき、「気をつけろよ」と声をかけられました。
トランジットとかで、無理をするなって事だと思います。

自転車をおりて、トランジションエリアを小走り。
自転車を立てかけます。

自転車をおりた瞬間、太ももの前あたりが攣りました

でも気にしてはいられません。ここで立ち止まってはダメです。

急いで、シューズを履き替えます。

隣の方では、すでにゴールした人が後かたづけをしていました。
っで、その選手のちっちゃな息子さんの声が聞こえてきました。
「あの人、今から走るんや~」

(笑)

はい、その通りです。だから、応援してね!!!

足はちょっと攣りましたが、疲労感はありませんでした。
まだまだイケル感じ。
とにかくゴールを目指して、進むのみ。

たった5km。いつものトレーニングの半分以下!


ここから、楽しくなってきます。本当に。

トライアスロン、初参戦記。その7。

自転車は惰性で進みます。

だから、休憩しながら進めるというわけです。
それに得意パートだし!

水分補給に気をつけながら、快調に飛ばしていきます。

皮肉にも、、、
水を得た魚のように元気でした(笑)

平坦な周回コースをクルクル。
バイクの後はランが待っているので、追い込みすぎないようにする。
時速は27km/h~32km/hペースくらい。

周回(同じ所を6周しなければならない)は自分のサイクルコンピュータの距離計でチェック。
Uターンや急カーブには注意しながら、ひたすら進みます。

なんと、小径車?折りたたみ自転車?で出てる選手がいました。
それで、30kmはしんどいでしょうに…。
頑張りましょうね!

途中でコース脇にいる父に「完走間違いなし!」とか調子乗ったこというてました。

これが終わったら、走るのみ!!
だんだんと、コースを走っている自転車が減っていきます。



そして、ランのコースでは、もう歩いてしまってる人、めちゃくちゃ苦しい顔をしてる人…。
うわぁ、、、きつそう…。今からあれするんですか…。

夜道の異様な光景。

昨夜、くら~い夜道を歩いていたんです。

すると、なんだか不思議な光景に出くわしました。

真っ暗でよくわかりませんね。
PCの力を借りて、もう少し明るくしてみます。
右側が車道で、左側は駐車場になっています。
建物は、ガレージ(物置)か何かでしょうか。

お?なんだあれは??

もう少し近付いてみます。

これは、、、もしかして??

べ、べ、、、便器(笑)

なんでこんな所に…。

トライアスロン、初参戦記。その6。

レスキューのおっちゃん:「ここら辺、足つきますよ。」
私:「ホンマですか?」

おそるおそる、足をそこの方へ。。。
つ、つかない。

私:「えぇ!?つきませんやん!」
レ:「あれ? あぁ、ホンマやね!」

おっちゃん(笑)
悪い冗談やめて!! こっち必死なんですから。

私:「絶対、欣ちゃんのマラソンより、今の私を撮ってくれた方が感動を呼びますよ」
レ:「あはははは(笑)」

なんて、
冗談を言いながら泳いでいました。
少しずつですが、進んではいます。
途中で目の前で魚が跳ねました
ば、、、馬鹿にされてる(笑)

ようやく、半分をこえ、残り3分の1というところで、岸から父親が声をかけてきます。

父:「お~い、大丈夫なんか~!?」
私:「大丈夫ですよ!!」
父:「そんな姿撮らんとくな~!!」
私:「お願いします!撮らないでください!!」
父:「おう! ギブアップはしないんかい?」
私:「しませんよ!!!」
父:「そうかー」

後から、聞いた話ですが、父親は驚いたそうです。
これだけ話せる元気・余裕があることに(笑)

私は泳ぎながらずっと思っていました。
泳ぎ切ったら、、、陸にあがったらこっちのもんだ、と。
不安は、スイムだけ、バイクとランは大丈夫だ!!

これさえ乗り切れば!

残り300メートル、、200メートル、、、100メートル。

残りが少なくなるにつれ、海水に顔をつけてまともに泳げるようになってきました。
帰巣本能なのか、、ゴール間近にして元気が出てきたのか(笑)
ようやく海水に慣れてきたんでしょうか。

応援者も言ってました、最後のクロールは普通だったと。
ってか、そんな元気あったの?、と。

あれを、最初からしておけば!!
つまり、最初から、顔を海水にちゃんとつけて泳げば良かったのです。
プールでやってるように、いつも通りに泳げば良かったのに。

泳ぎ終わったら、自然と「やったぁ!!」と声が出てました。

水からあがって、冷たいシャワーを通り抜けて、水を一杯飲みます。
紙コップに水が入ってるのが見えませんでした。
ついつい「これ、入ってるんでか?」と聞いていました。

生きてる!!!

そう、実感しました(笑)

案の定、トランジションエリア(自転車や着替え、シューズを置いておくところ)
に残ってる自転車は、私のもののみ。(既にみんな自転車スタートしてる)
最後かぁ、と思ういっぽうで、まだ誰も自転車を終えてないから、
それほど、遅くはない、とも思ったりしました。

ウエットスーツを脱ぎ、

水を頭からかぶり、飲んで、、、補給食を流し込み、、、
濡れた体で、ウエアを着るのに一苦労。
(今考えたら、インナーだけでもウエットスーツの下に着ておけば良かった。)

ヘルメットをかぶって、、ついつい自転車にまたがりかけていまいました。
トランジションエリアでは、自転車は押していかなくてはいけません。
父親が注意してくれました。

あぁ、ぼぉっとしてたのだなぁと思います。

そしていよいよ、バイクパートの始まりです。

トライアスロン、初参戦記。その5。

本能的にコースロープの方へ寄りながら泳ぎます。
とりあえず、この直線が終わったら、ブイにつかまって、休憩しよう。。


ブイを左に曲がってさらに進んでいきます。

呼吸さえできていれば、どれだけ遅くても、死にはしないし、ゆっくり進めばいい。
そう思いながら、臨んでいました。

それでも、、本当に無理になったら、勇気をもってリタイアです。

っで、ここからがまさに死闘

疲れました

今になって考えると、泳ぎ始めに調子にのってずっとヘッドアップクロールをしていたのが、
ダメだったのだと思います。
(ヘッドアップクロールとは、顔を前方にあげたままクロールすることで
 目標物を確認するのに有効です。
 普通は、10かき~15かきに一度くらいするだけで、ずっとするものではありません。
 効率の悪い泳ぎ方だからです。
 ただ、私は汚い海水に顔つけるのに抵抗がありました。恐怖心も。

クロールに疲れた私は、平泳ぎ、、いな、、、犬かきのような事をしたり、
背泳ぎをしたりして、休憩しました。

私に「大丈夫ですか~」と近付いてくる、
レスキューの人(一緒に入水して泳いでる)とボート

「あ、大丈夫ですよ。ありがとうございます。頑張ります。」

と、こたえます。

しばらく進むと、岸に座って休憩してる選手がいました。
「え?あれ良いんですか?良いんですか?失格対象じゃないんですか?」

必死に、本人とレスキューの人に確認する私。

「良いなら、私もしますよ!」
と、、、
 

 

必死です(笑)

すると、その方は
「アホか!こんな後ろの方で失格とかあるか!!完走じゃ!!」 と。

仰るとおりでございます。こんな、後ろの選手を失格だなんて、、意味ないです。残酷です。
っていうか、もはや、、、

最下位です。

トライアスロン、初参戦記。その4。

海水に顔をつけるのは、何年ぶりでしょうか。
記憶をたどる限り、、、、、、、、
 

 

 
 

ありません(笑)

本当は大会の一週間前に、海に泳ぎに行く予定だったのですが、
諸事情により、結局行けませんでした。
っというわけで、海水、、、どうも初めましてm(_ _)m

浮きますね。
安全のために着用したウエットスーツも、浮くのを手伝ってくれています。
あ、これならイケルかもしれません。

それに、顔を水にそれほどつけずに泳げるやん!

そう思いました。
そう思ったのが、命取りだったかもしれません。

1kmも泳げるのかしら。
2007-08-30-5.jpg

一応、笑ってはいますが、、不安そうな顔してます(笑)(←今だから笑える)

みんなはスタートの合図を待って、スタートラインあたりで浮いて待っていますが、
私は不安なので、直前まで陸で待つことにします。
後ろからスタート。

15メートル程泳いだでしょうか。

あ、無理、これ。

無事に帰宅。

無事に帰って参りました。

1日目は横浜市内、中華街、山下公園を回りました。

2日目は鎌倉市内へ。
鶴岡八幡宮、頼朝の墓、高徳院、長谷観音に訪れました。

3日目はお台場。

たくさん歩きました。
歩くのは、好きです。
公共機関を利用したら、あっと言う間に目的地についてしまいますが、

歩くことで、多くの旅行者が見なかったであろう景色を楽しめるのが、醍醐味だと思います。
また、今回の旅ではジョギングシューズを持参し、
2日目の夜にみなとみらい周辺をジョギングしてきました。
これがめちゃくちゃ楽しかったです!



ホテルからの眺望。



こちらは、赤れんが倉庫。