責任とは。

責任ってなんでしょうか。

せき-にん【責任】
1. 人が引き受けてなすべき任務。
2. 政治・道徳・法律などの観点から非難されるべき責(せめ)・科(とが)。法律上の責任は主として対社会的な刑事責任と主として民事責任とに大別され、それぞれ一定の制裁を伴う。

     広辞苑 第四版

せき‐にん【責任】
1 立場上当然負わなければならない任務や義務。「引率者としての?がある」「?を果たす」
2 自分のした事の結果について責めを負うこと。特に、失敗や損失による責めを負うこと。「事故の?をとる」「?転嫁」
3 法律上の不利益または制裁を負わされること。特に、違法な行為をした者が法律上の制裁を受ける負担。主要なものに民事責任と刑事責任とがある。
[類語] (1 )責務・義務・任務・本務・使命・職責・重責・責め・務め

     Yahoo!辞書(大辞泉) 2005年2月27日

”責任”という言葉の意味はわかりました。
次に知りたくなるのは、それぞれに記載されている、
”人が引き受けてなすべき任務”や”立場上当然負わなければならない任務や義務”等の定義です。

”責任をとって、辞職します。”という事例は良く聞きます。
辞職することでどういった責任をとることができるのでしょうか?

辞めたって何も変わらないのではないでしょうか。
その人のポストがあく、誰かが後任する。それだけでは?

それで誰かの気がおさまるならそれでいいかもしれませんが、それが本当の解決法でしょうか。

ある従業員が何か失敗をする。
まず、その従業員は自分で何とかしようとする。
何とかできなければ、上司のところへいく。 なぜ?
同じ人間なのに、何かに対する責任をとれる人間ととれない人間がいる。
しかも、失敗を犯した本人にはとれなくて、極端な話関係のない人間が責任をとる。
不思議です。

責任を取れる人間と取れない人間の違いは何でしょうか。
地位や肩書きだけではないでしょうか。人は結局、地位や肩書きで生きているのではないでしょうか。
地位や肩書きがあがれば、大抵の場合給与があがります。”手当”がつくこともあります。
それはつまり責任に相当する給与と呼ばれるもの。

これは摂理なんですかね。
誰も疑問に思わずに従っている。
”給料泥棒”と言われる従業員もいる。それは、その給与に見合った仕事をしていないから。
つまり、給与に見合った仕事をこなさなければならないとなると、自分のついている役職に対して手当等、明らかに他の従業員とは差のある給与であるならば、それが責任に相当する給料になる。普段の仕事内容が他の従業員とはかわらなくても。

逆に考えてみればどうか。
自分はある仕事に対して失敗を犯した。しかし、それに相当する給与や手当を受けていない。そうなると、責任をとる必要があるのでしょうか。いいえ、”とることができる”のでしょうか。

自分の失敗で誰かに対して損失があった場合、その損失を埋めるという形で相当額を支払う事は確かに責任をとるということになると思います。
誰かを殺めた。刑務所で13年過ごした。これは責任をとったと言えますか?

責任ってなんでしょうか。また、責任を取るってなんでしょうか。
もちろん、仕事に対する責任、社会的責任、民事的責任ってまた違うのでしょうけれど。
よくわかりません。。。
みなさんは、何か思うことありますか?

次に何か飲み会があればネタはこれですかね(笑)
多くの人の意見を聞きたいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です