詳しい事をアップすると言っていたのですが、
何からどう書けばいいのかわかりません(笑)
高橋政重(高橋七郎兵衛政重)は、私の先祖にあたり、
私は15代目、政重は2代目と聞いています。
人吉藩士(現在の熊本県人吉市)だった政重は、22代藩主、相良頼喬の命で領内を巡察。
そこで湯前から久米(現在の多良木町久米)一帯の山麓に原野があることを知ります。
この原野に水が通れば新田を作ることができそうだと政重は報告し、
当時財政難だった相良藩は、水路を作ることを政重に命じました。
開削には九年間という年月を要しました。(元禄9年(1696)~宝永2年(1705))
その間には、いくつもの困難がありました。
洪水などで、二度ほど水路が決壊するなどしたのです。
農民から協力が得られなくなり、国からも援助を受けられなくなります。
政重はそれでも諦めずに、住民の家々をまわりながら、
資金調達をします。(仏像を背負ってまわったという話も聞きます。)
そしてようやく、湯前町古城台地に江戸時代を通じて日本一長いトンネルを掘り、
上村永山まで全長17,410メートル、1200ヘクタール余りの水田を今でも養っている
幸野溝が完成するのです。
この働きが評価された政重は、今でも色々な形で語り継がれているのです。
人吉城という城の中にはその偉業を称える石碑があります。
毎年9月25日には、感謝祭が行われます。(今回私が出席したもの)
政重の墓や、幸野溝には各種案内板が設置されています。
各種書籍にて、主人公になったりしています。
小学生の教科書に載っていたりしました。
そうして出来上がった米は、
白米はもちろん、焼酎造りにも大いに役立っています。
米焼酎です。これがまた大変おいしい!!
球磨焼酎ですと、「極楽」(林酒造)という焼酎がオススメ!
これは、めちゃくちゃおいしいです。ネーミングも良いでしょ(笑)
こちらからいくつかの銘柄が購入可能のようです。
私の家にもいくつかストックがありますので、欲しい方は一声おかけください。