レ・ミゼラブル、観劇。

1月3日は、ミュージカル、レ・ミゼラブルを鑑賞してきました。

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レ・ミゼラブル。
ご存知ですか?

フランス人作家、
ヴィクトルー・ユゴー(Victor Hugo:1802/02/26-1885/05/22)の
長編大作が原作のミュージカルです。

「ああ無情」とも訳されている場合もあります。
原作は大変長い作品で、一応主人公はジャンバルジャンということになっていますが、
主要登場人物全てが主人公だと、私は思っています。

ミュージカルでは、パン一切れを盗んで19年間牢獄で過ごしたジャンバルジャンが出獄した後の
人生を中心に描いています。

私はこの作品がとっても大好きなのです。
今回でこの作品を鑑賞するのももう何度目だろう…ってなくらいに見てきました。
見るたびに新しい発見があり、飽きませんし、良い意味で満足しません。

劇中、台詞はありません。
というのも、全て歌なのです。指揮者はタクトを振りっぱなし。
音楽ありき。その一曲一曲が素晴らしいものです。

去年ロンドンで見た時はそれはもう号泣でした。
今回も同じく深く感動しました。

以前、東京で観劇した際は、何か物足りなさを感じました。
出演者の歌唱力によるものだと思います。

しかし、今回、それほど物足りなさを感じる事はありませんでした。
アンサンブルの人たちも含めて、皆さん本当に良く歌えていたと思います。

前述の通り、歌あってこその舞台なので、歌が歌えないと大問題です。
舞台にあがるまでそりゃそれなりに、訓練もするんでしょうし、
当日の体調等にも左右されるんでしょうけど、上手いにこした事はないですよね(笑)

エリザベートやライオンキング、キャッツ、サウンド・オブ・ミュージック等の
華やかさや楽しさはそれほどありませんが、
これは深く、色々と考えさせられる作品です。

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私はこの作品に幾度も勇気づけられ、命だとか愛だとか、信念だとか、
色々と考えさせられてきました。

大阪での公演は1月15日まで、3月は名古屋、4月は再び帝国劇場に戻るみたいです。
皆様も都合を合わせて是非ご観劇下さい。

私が今回観劇した主要キャストは次の通り。
ジャン・バルジャン :山口祐一郎
ジャベール:鈴木綜馬
エポニーヌ:新妻聖子
ファンティーヌ:シルビア・グラブ
コゼット:河野由佳
マリウス:藤岡正明
テナルディエ:コング桑田
テナルディエの妻:田中利花
アンジョルラス:東山義久

“レ・ミゼラブル、観劇。” への 6 件のフィードバック

  1. 見たことないです ぜひ見たいです。。
    セリフがないっての想像つかないなぁ。。。
    今週土曜日劇団四季の「マンマミーア」を観にいってきま~~す

  2. ぼくはまだミュージカルを見た事がなくて
    もちろんこの話も知らないんですが
    セリフもない話に号泣できるもんなんですか!
    マンガとかで号泣はあるんですが
    へ~興味ありますな~

  3. >とんこ
     コメントありがとうございます。
     全て歌なので、役者によって聞き取り安い/聞き取りにくいがあります。
     
     マンマミーアも楽しそうですね。私は見ていませんが。
     また感想教えて下さいね。
    >なかの
     コメントありがとうございます。
     漫画で号泣って出来るものなんですか?それも凄い。
     私はまだそれほどの漫画に出会っていません。
     そもそも漫画を読まないので。
     歌でストーリーが展開していくので、セリフの有無は問題ありませんよ。
     そう考えると、漫画も同じ原理なのでしょうかね。

  4. 人とちがっても自分にぴったりのマンガの一つは
    泣けるもののはずです
    hinkさんにぴったりのマンガとこの先出会えたらいいなとか
    そんなことを今考えました

  5. >aima
     コメントありがとうございます。
     野獣?美女と野獣ですか?生で。生で。。。生でですね。はい。
    >なかの
     コメントありがとうございます。
     涙した漫画はありました。
     なんだったかな。神の犬だったかしら。なんとなく。
     ぴったりの漫画を読む前に、合わない漫画さえも読んでないのが問題ですよね。
     たまには漫画を読んでみることにします。

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