格好いいから。

格好いいからなるんだ。

教職という夢。

それは夢だった。

教員免許を手にした今、「本当にそれでいいのか」と自問していた。
教員免許を手にすることによって、教職が一層身近なものになった。

言葉をかえれば、手近なものに。

もっと、チャレンジしなくていいのか?
もっと、挑戦しなくていいのか?

教職にしろ、研究職にしろ、純粋になりたいという気持ちがあった。
でも、その裏に不純な動機もあった。

「なんか格好良いから」

映画「グッドウィルハンティング」、映画「パッチアダムス」、映画「ビューティフルマインド」
ドラマ「やまとなでしこ」

こういった作品にとても触発される。(どれも理系だけれど…)
ストーリーの中の彼らを見ていると、とても格好良いと思う。

それが、不純な動機だと思っていた。
けれど、ひょっとしたら、そうじゃないのかもしれない。

医者や病院ものの映画やドラマをみて、医師や看護師を目指す人もいるかもしれない。
アドベンチャーものの映画やドラマや本を読んで、冒険家を目指す人もいるかもしれない。

「格好良いと思うから」というのを理由の一つとして、
その職業についた人はどれだけいるんだろう。

例えば、全ての医師や救急救命士、介護士、看護士が
「人助けをしたいから」という理由だけなのかしら?
「格好良いから」という理由もなかっただろうか?

格好良いから教師になるんだ。
それが理由でもいいような気がしてきた。

もちろん、それに就けたから満足という訳ではないし、不断の努力は必要だし、
研究したい事は山ほどある。

ただ、「格好良いから」というのは、私が考えるほど、"不純"ではないのかもしれない。

しかしながら、
ドラマ「みにくいアヒルの子」、ドラマ「勝利の女神」、ドラマ「3年B組金八先生」、
ドラマ「さよなら小津先生」等を見ても、なんら触発されなかったけれど………。

“格好いいから。” への 8 件のフィードバック

  1. カッコイイから。
    いい言葉だ。俺の人生の中枢です。
    俺は「なんかカッコイイから」福祉の現場に入った。それは間違いない。ボランティアやってる俺って、想像してみるとなんかカッコイイよな~。と思って、そんなカッコイイ俺を現実のこの俺に当てはめたくて、入った。
    でも、思った。そこにいるだけでは別にカッコよくも何ともない。そこからなんよね。
    君はこの10年間、いっつも僕の一歩先を進んでいた。きっとこれからもそうなんだろうね。
    そんな君には、ぜひともカッコイイ教師になってほしい。しょうもない教師になるんじゃない。カッコイイ教師になりたい。
    これって、すごく大切で、立派な不純な動機じゃないかな。

  2. またまた研修中にサボってますw
    土日にちゃんとしたコメントできればしますw

  3. >しゅう
     コメントありがとうございます。
     サッカー選手や野球選手も、「格好良いから」って理由が多いのかも?
     王選手や長嶋選手あるいは亀岡選手に憧れたり。
     「いつも一歩先」を進んでいたとは思えないですよ。
     
     ありがとう。決してしょうもない教師なんかになりません。
     しょうもない教師を見て、教師になろうって思ったんですから。
    >shuya
     コメントありがとうございます。
     「またまた」ですか。
     新社会人にして、もう既にサボりグセついちゃったら大変じゃないですか?
     ほどほどにしてくださいね。

  4. 『カッコいいから』
    立派な志望理由じゃんか。
    私はそれは不純でも何でもナイ、と思うよ。
    君が教師という職業を『なんかカッコいい』と思えるのはきっと、今までにカッコいい教師に出会ってきたからだと思うし、そうした中で自分も教師になりたい、と思うなら・・・それはきっとただの教師じゃなくて自分が『カッコいい』って感じた教師になりたいんでしょう。
    それはつまり向上心っていうか・・・前向きな心だよね。
    それで十分じゃない?

  5. 「かっこいい」
    立派な動機やと思う。
    人生の4分の3を過ごすことになる職には、充実感とかお金とか・・・etc、人それぞれ求めることは違うやろし。
    「自分がこうありたい」と持っているということは、それが自分の柱になっていいんでないでしょうか?
    と同じ教員をめざす私は思いました。

  6. >ペンギン
     コメントありがとうございます。
     そうですね。そりゃ、もちろん「カッコイイ教師」になりたいですよ。
     ただの教師なんてとんでもないですね。
     前向きですか。そしてこれは充分ですか。不純じゃないと言って頂けて安心しました。ありがとうございます。
    >ogawa
     コメントありがとうございます。
     どうも、お久しぶりです。いかがお過ごしでしょうか。またメールでもください。
     人生の4分の3。結構な時間ですよね、それって。
     苦しみに耐えて、楽しみ一つ見いだせない職になんか就けないですよね。
     「こうありたい」と言う信念というか、神髄のようなもの、
     そういったものが、仰るように「柱」になるんだと思います。
     共に、素敵な教師、格好良い教師になりましょう。

  7. (‘-‘*)オヒサ♪
    私は、
    ①男女平等だから
    ②女性として定年まで働ける職業だから
    ですよ。この職業を選んだわけは(笑)
    多分
    子どもが好きだからとか(嫌いじゃないけど)
    自分の子どものころ憧れの先生がいた
    っていう理由はないよ。
    でもね、あまりにも↑のような理由が強いと
    空回りするよ、きっと。
    そういうひと結構いるよ(笑)
    ワンクッションおいて自分の職業を見つめれる事が
    良いのではないかと・・・。
    色々な考えがあるけどさ。
    でも、自分の職業
    私には合っていると思うよ。
    なってみて初めて実感したけど(笑)

  8. >まりりん
     コメントありがとうございます。
     なるほど、そのような現役教員の方もいらっしゃるのですね。
     やはり「仕事」として割り切っている感じですか?
     でも「自分に合っている」と思えるのは大変重要な事だと思います。
     「空回り」は避けたいものです。
     仕事を選ぶ、またそれをやり続けるって大変ですね。

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