ホワイト・ライズ / Wicker Park

なんとなくケーブルテレビのチャンネルをかえていたら放送されていたので、
見てしまいました。

以前に、知人から「よくわからん」と言われ、気になっていた作品で、
一度、途中から見たことあったのですが、それは途中からというか、もう最後でした。
そんなんじゃ、あんまり話もわかりませんでした(笑)

その後何回かテレビでやっているのを、
途中から見て途中で見るのをやめたりと、中途半端な鑑賞を続けています。
なので、今回改めてもう一度じっくり見てみることにしました。

タイトル Wicker Park / ホワイト・ライズ
  2004年アメリカ
直感評価 3.5点(5点満点)
感想
 幻想的なシカゴの雪景色を背景に、身も心も運命の人に捧げたいと願う男女三人のひたむきな思いが交錯したことをきっかけに、縺れ合う数奇な運命を丹念に描き出した大人の純愛ストーリー。

 愛するがゆえに感じる喜びや情熱、たった一つの悪意のない嘘によってそれぞれの運命が惑わされていく様が、それぞれのキャラクターを通じて胸が締めつけられるほど切ないタッチで綴られ、観る者の心を熱く焦がしていく。

 さらに、現在と過去を巧みにフラッシュバックさせた時間の流れ、パズルのようなストーリー展開、ラストに説き明かされる驚きの全貌は、ミステリー作品としても一流の完成度を誇っている。

 主人公を演じるのは「パール・ハーバー」で圧倒的な存在感をみせたジョシュ・ハートネット。彼の心を奪う美しい女優陣は、「トロイ」のダイアン・クルーガーとローズ・バーンの二人。

 本作でもその美しさを存分に発揮し、繊細かつ可憐な演技を披露している。新鋭監督ポール・マクギガンが、仏映画「アパートメント」をオリジナルとして、スタイリッシュな映像世界を見事に映画化!

 ステレオフォニックスを始め、映画を盛り上げるサントラにも話題騒然!

現在のシーンと、回想シーンがよく入れ替わります。

少しずつヒントや真実が明かされていきます。

なんていうか、良い意味で「イジイジ」します。
「あぁ、違うのに。そうじゃないのに!!」ってハラハラします。

愛する人を、公園で待ち続けるシーンなんて、切なくなっちゃいます。
何回か見てると、色々新しい発見がありますが、
見れば見るほど、新しい発見があります。
見る都度に登場人物のアレックスという女性に同情したり、反感を覚えたり。

なかなか面白いんじゃないでしょうか。

2年前(?)に別れた2ヶ月お付き合いした女性。。。
そ、そこまで愛せるかな。今は婚約者までいるのに。
言い換えれば、未練たらたら。

しかも、主人公はその婚約者がいたり、引きずっている女性がいるのに、
出会ったばかりの別の女の人と一夜を共にしちゃったり。
おいおい、それはないだろう。

そんなことも越えて、互いに強い愛を感じているなんて、
それはそれで凄いなぁ。

本作は、1996年のアパートメントという作品が原作のようです。
原作の方も一度見てみたいなぁ。

“ホワイト・ライズ / Wicker Park” への 2 件のフィードバック

  1. ミステリアスで意味不明といえば、デヴィットリンチ。
    マルホランドドライブという映画を英語の勉強がてら観てください。
    引き込まれます☆
    ちなみに、あと一週間くらいしたら、
    ベトナムへ行ってまいります。

  2. >tai
     コメントありがとうございます。
     なるほど、マルホランドドライブですね。今度見てみます。
     ツインピークスを大分前に見たような気がします。
     ベトナム行きますか。お気をつけて。
     たくさんの土産話を期待しております。

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