初ハーフマラソン。感想と反省。

では、初ハーフマラソンの感想とか反省を書き残しておきたいと思います。
ろくろくトレーニングもせずに、なめて参加したハーフマラソン。。。

当日は5:10起床。

シャワーを浴びたりしながら、体を起こします。

参考にしている本に、「朝食はスタートの4時間から4時間半前までに食べておくとよい」
と書いてあったので、それを守って食事をしました。

会場に着いたのは、スタートの2時間前くらい。
受付は簡単に終わり、ゴール地点まで荷物を運んでくれるので、
それを預ける作業をしなくてはいけません。

早々と預けてる人も多くいたのですが、
ウォーミングアップのウエアとレースウエアの着替えとかどうしてるのだろうとか、
スタート直前まで着ている上着はどうするのだろう、とか。色々疑問でした。

ウエアにゼッケンをつけて、ゆっくりと体をほぐしながら、周囲の様子をうかがいます。
なんせ初めてなので、勝手がわかりません。。。

体がある程度暖まってきたら、意を決して上着を脱ぎ、預ける荷物の中にいれて、
荷物は預けてしまいました。


体を冷やさないように、しかし汗をかかない程度に
かる~くウォーキングとジョギングを繰り返しました。
そしてスタート約30分前に、ヴァーム(缶の液体)を飲みました。

開会式を見たり、みんなで準備体操をしていよいよスタートです。
やっぱり、なんかドキドキというか、緊張します。

スタートの合図がなったら、こけないように注意して、

周囲に流されないように、自分のペースを守りながら走ります。

一般車が入らないように警察が封鎖した道路を、ランナーが道いっぱいに広がって走ります。
その中を走りながら「あぁ、私も市民ランナーになったんだなぁ」と実感しました。
なんだかちょっと嬉しかったです(笑)

っで、驚いたのが、3km手前くらいにある公衆トイレに、ランナーの列ができていたこと。
「まだ3kmやで!!!」と心の中で突っ込んでいました。
10分か15分くらいしか経ってないやん!

でもこの光景は10km手前くらいまである要所のトイレでも同じ事でした。
「へぇ~、意外にこんなもんなんだなぁ」って思いながら走りました。

実は私も序盤からトイレに行きたいなぁとは思っていたんですが、
そのまま最後まで走りきってしまいました。

最初の給水地点では、紙コップとれませんでした。
混雑してたし、水の入ったカップがなかったのです。
水の入ったカップを受け取るには、立ち止まる必要があったので、結局取りませんでした。

今回は、ハーフマラソンクォーターマラソンの選手が一緒にスタートしました。

折り返しのコースなので、途中でクォーターの選手たちとすれ違います。
トップの選手の速いこと、速いこと!!!!

そんなペースで10km走るんですか!!!

って感じでしたよ。すごいなぁ。

っで、しばらくしてハーフマラソンのトップの選手ともすれ違いました。
そっかぁ、もうそろそろ折り返しかぁ、、、

もう、そろそろ、、、、

も、、、う、、、、、、そろ   そろ   ???????

まだまだ先じゃん!!!!!

相当速いな、あれ。

そんな風にトップ陣のペースに驚きながらも、
自分のペースを守るため、リラックスして走ります。

後は快調に河川敷を走りました。
景色を楽しんだり、タイムを確認したりしながら、ゴールタイムを予想してみたり。
周囲のランナーのウエアをチェックしてみたり。

2回目以降(全4回)の給水は順調にとることができましたが、
3回とも、うまいこと飲めませんでした(笑)

顔にビチャッっとかかってしまいます。
セオリー通り、中の水を捨てて、しかもカップをつぶして、飲もうと思ったのですが、
どうしてもこぼしてしまいました。難しいな。

ようやく折り返し地点を越えると、多少気が楽になります。

しかし、走っている途中にお腹が減ってきました(笑)

15kmか16km地点くらいで、空腹感を覚え始めました。
っで、17kmを越えた辺りで、ガクンと、ペースが落ちました
18km手前くらいでは、なんとお腹が「ぐーーっっ」って鳴りました(笑)

そして、体が思うように動いてくれません

これはいかん!!  っと、準備しておいたヴァームゼリーを18km地点で補給。


いわゆる、「ハンガーノック」みたいな現象だったのかなぁ……。

しばらくして、なんとか段々と回復してきましたが、足に疲労がきてました。

ここから、マジで自分との戦いでした。

「歩かない」という目標をたててました。
しかも、カッコ付きで書き、自分でも「まぁ、歩くことはないやろー」と思っていました。

でも、このままなら歩きかねない。。。

でも、「歩かない」という目標を(しかもカッコで)立てた以上、あと3kmくらいは走り抜く!
そう自分に言い聞かせながら、ペースはかなり落ちたけれども、走り続けました。

「これだけの苦しさを感じたなら、きっっとあいつならもう歩いてるぞ。
 でもここで歩いたら、あいつと一緒だぞ!!同類!!あとで自慢できないぞ!!!」

あと、なんか意地悪な知らない人が頭の中にでてきて、
「あぁ、、やっぱりねぇ。無理よねー。そうよねー」

と、馬鹿にされるのを想像しながら、それをバネにして、
自分を励ましながら頑張りました(笑)
この辺りは体力じゃなくて、完全に意地とプライドで走ってましたな(笑)

っで、今回の目標は、
・2時間以内で、
・ 完走する。
(・歩かない)
でした。

この3つの目標のうち、達成できたのは、2つでした。
2時間以内でゴールが出来ませんでした。

タイムは、
記録では、2時間5分5秒(スタートの合図から、ゴールまで)
ネットタイムでは、2時間2分24秒
(ネットタイムとは、スタート地点を通過してから、ゴールまで。
 
つまり、スタートの合図からスタートラインを越えるまで3分くらいかかったということです)

手元の時計では、2時間2分16秒57。

まぁ、いずれにしても、2時間以内でゴールは出来なかったということですよ…。
悔しい

でも、それ以上に走りきった喜びと、満足感、達成感でいっぱいでした。

20km地点を越えたあたりから、
「こんなしんどいこと、もう二度とするもんか!
と思っていました。

その思いは、走った直後もかわりませんでした。
完全になめてたなぁ、ハーフマラソン。
調子乗って、フルマラソンにエントリーしなくて良かった。

しかし、二日経った今日。
神戸バランタインラブランの開催要項を再確認している自分がいます。

2時間をきるという目標を達成できなかったことに、悔しい思いを抱いています。
いつかは、走りたいフルマラソン。
フルマラソンへのステップのためにも、ハーフをもっと走ろうと思いました。

実は、当日と翌日はひどい筋肉痛でした。
座ったり、立ち上がったりするのもやっと。
2時間走り続ける筋肉がきちんと形成されてなかったんでしょうね。
それに、ゴール後のストレッチも不十分でした。

も軽い筋肉痛です。
走るって、上半身の筋肉もきちんと使ってるんだなぁって実感しました。

人生で2時間、休み無く運動し続けた事なんて、ありませんでした。
未知の世界でした。

今後のための覚え書き。
・トレーニングをきちんとする。(特にLSDを増やす)
・食事・補給の仕方、タイミングを再検討する。
・ゴール後のストレッチを入念にする。
・日焼け止めを用意する。

ゴール直後の私。

笑顔がちょっと苦しそう(笑)
ちなみに、スタート直前はこんな感じ。余裕がうかがえますな。
後の苦しみをこのときは知らなかった訳ですから(笑)

“初ハーフマラソン。感想と反省。” への 3 件のフィードバック

  1. いや~よくがんばったねー!おつかれさん☆
    写真で見るあなたの姿とても笑えるわ。笑
    俺10㌔マラソンにチャレンジしたけど、
    走り終わって「もうマラソンめんどい!」って思った。
    でも、ハーフにチャレンジしたい気持ちも少し芽生えてきたわ~。
    やっぱ人生一度はフルマラソンを完走しなきゃだめでしょ?

  2. うわぁ、しんどそう。
    ほんと、お疲れ様です。
    こんな自分をいじめるようなこと、私には絶対できないや。

  3. >tai
     コメントありがとうございます。
     私の写真を見て笑ってるんですか!!どうしてですか!!!
     是非是非、ハーフ! 神戸バレンタインラブラン!!!
     でも、ホントに人生一度と言わず、何度か、フルマラソン完走ですな。
     早いチャレンジしてみたいです。
    >ペンギン
     コメントありがとうございます。
     しんどかったです(笑)でも、走りきった喜びの方が大きいです。
     自分をいじめるようなことかしら。自分を試すような事なのかもしれませんけどね。
     一度走ってみたらいかがですか?意外に面白いかもしれませんよ?

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