初心は大切。原点に戻ろう。

デジタル一眼レフのカメラボディを2台体制にして、約1か月くらいが過ぎました。

基本的には、
70-200/2.8
17-50/2.8

の2本で撮り歩いています。

明るいズームレンズのおかげで、撮影時のストレスが随分と軽減されました。

今の私の撮影スタイルで、これだけの機材があれば、
もう自分にも言い訳ができません

   (あ、新しい、さ、三脚が欲しいのだけれど、、、ボソッ)

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でも、機材に頼りすぎてもいけません

限られた機材と一緒に、あれこれと試行錯誤する中で、素敵な写真が撮れる事も多いのです。
そして、それが「撮る喜び」に繋がるのだと思います。

最近、様々な事柄において初心にかえる事が多いのですが、
写真撮影においても、一度原点に戻って頑張りたいと思います。

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東日本大震災の被災地にて、活動してきました。

先日、宮城県石巻市にいってきました。

東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の被災地
です。

ボランティア活動をするために。

本当にたくさんの事を感じて、考えました。
ここに書き出すとキリがないので、大筋だけ書き記しておきます。

たった一日しか活動できないのに、
冷やかしに来た」と思われないかしら、とか、
そもそも私に出来ることってあるんだろうか、と不安を抱えながら現地に向かいました。

車で、ご飯休憩とかいれながら、仙台へ行くのに約11~12時間かかりました。

仙台市内はそれほど目に見える大きな被害は少なかったように感じました。

でも、
石巻市内はそんなものではありません
でした。

一面更地の所、
瓦礫の山の所、
まだまだ何も手が付けられてないであろう所…。

そして、いろいろなモノが腐敗した臭い…。

地震が起きてから2か月以上経ったのに、まだこんな状態なのかと、、、
そして自分が想像していたよりも、ひどい光景に言葉もありませんでした。

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ボランティアセンターに行き、ボランティア先を紹介してもらいました。

瓦礫撤去作業

派遣先の人の話を聞いていると、ようやく3週間ぶりにボランティアが来たそうです。

我々は大人8人でしたが、大人8人で作業を進めても、なかなか作業が進みません。

地震の被害というよりも、
津波の被害
です。

全てが海水に一度浸かっていて、
水分を含んだり、泥ばかりで、重いのなんの。

適宜休憩を入れながら、ずっと作業していました。
それでも、まだまだそのお家の半分も整理できていない…。

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そもそも、
ボランティアの数が全然足りてません

ボランティア先の周囲でボランティアの姿を見かけることはなく、
近所の家でおじいさんが、一人で細々と作業を進めているのを見て、
とても胸が苦しくなりました。

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救いは、、、
私が出会った人たちが、みんな笑顔を見せてくださったこと。
前向きな発言をいくつもしてくださったこと。

また行かなくちゃいけない、そう思いました。

阪神淡路大震災の時に、多くの人に助けられました。
少しはその恩返しができたなら良いのですけれど…。

現地の人々のお話を聞いて、現地の状況を五感で感じて、
考えて、いろいろな思いが自分の中にあります。

冒頭にも書きましたが、それらを書き出すとキリがありません。
とりあえず、今回はこの辺で。

こちらに居ても何か出来ることはあるはず。
少しでも良いから何かをやってみようと思います。

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