先日、宮城県石巻市にいってきました。
東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の被災地です。
ボランティア活動をするために。
本当にたくさんの事を感じて、考えました。
ここに書き出すとキリがないので、大筋だけ書き記しておきます。
たった一日しか活動できないのに、
「冷やかしに来た」と思われないかしら、とか、
そもそも私に出来ることってあるんだろうか、と不安を抱えながら現地に向かいました。
車で、ご飯休憩とかいれながら、仙台へ行くのに約11~12時間かかりました。
仙台市内はそれほど目に見える大きな被害は少なかったように感じました。
でも、
石巻市内はそんなものではありませんでした。
一面更地の所、
瓦礫の山の所、
まだまだ何も手が付けられてないであろう所…。
そして、いろいろなモノが腐敗した臭い…。
地震が起きてから2か月以上経ったのに、まだこんな状態なのかと、、、
そして自分が想像していたよりも、ひどい光景に言葉もありませんでした。
ボランティアセンターに行き、ボランティア先を紹介してもらいました。
瓦礫撤去作業。
派遣先の人の話を聞いていると、ようやく3週間ぶりにボランティアが来たそうです。
我々は大人8人でしたが、大人8人で作業を進めても、なかなか作業が進みません。
地震の被害というよりも、
津波の被害です。
全てが海水に一度浸かっていて、
水分を含んだり、泥ばかりで、重いのなんの。
適宜休憩を入れながら、ずっと作業していました。
それでも、まだまだそのお家の半分も整理できていない…。
そもそも、
ボランティアの数が全然足りてません。
ボランティア先の周囲でボランティアの姿を見かけることはなく、
近所の家でおじいさんが、一人で細々と作業を進めているのを見て、
とても胸が苦しくなりました。
救いは、、、
私が出会った人たちが、みんな笑顔を見せてくださったこと。
前向きな発言をいくつもしてくださったこと。
また行かなくちゃいけない、そう思いました。
阪神淡路大震災の時に、多くの人に助けられました。
少しはその恩返しができたなら良いのですけれど…。
現地の人々のお話を聞いて、現地の状況を五感で感じて、
考えて、いろいろな思いが自分の中にあります。
冒頭にも書きましたが、それらを書き出すとキリがありません。
とりあえず、今回はこの辺で。
こちらに居ても何か出来ることはあるはず。
少しでも良いから何かをやってみようと思います。