ランニングを科学的に。

先日、アシックス(asics)ランニングラボというものに行ってきました。

神戸市西区の西神中央にある
アシックス・スポーツ工学研究所
というところで行われているもので、ランニング能力を測定してもらえます。

2013-01-22-1.jpg

我流でランニングを始めてから6年が経ちました。
いちおう、レースを走るたびに記録はのびてはいますが、
一度、自分の体を専門家にしっかり見てもらおうと決心したのです。
そして、トレーニングを改善して、
効率よくさらに強く速く走れるようになりたいと思ったのです。

詳しい測定内容はオフィシャルサイトに掲載されています。
大きく4つの測定がありました。

・体のつくりに関する測定(足形・体組成等)
・脚筋力測定
・ランニングフォーム測定
・全身持久力測定

詳しい結果とそれに対する分析はまた後日送られてくるそうなのですが、
当日にいただいたアドバイスをここに書き留めておきます。

ひとつめの測定では、足の形とか、柔軟性を見てもらったり、
体脂肪率を測ってもらったりしました。
体脂肪率がランナーとしては標準くらいなので、
もう少し落とした方が良いかもしれないとのこと…。
それに、膝回りが少し固いので柔らかくした方が今後の故障のリスクを抑えられるそうです。

ふたつめの測定では、筋力量をはかりました。
体幹の筋肉(特に背筋)と、右脚に比べ左足の筋肉がやや少ないので、
もう少し鍛えた方がよいとのアドバイスをもらいました。

みっつめの測定はランニングフォームをビデオに撮ってもらいました。
私が気にしている「肩に力が入る」というのは、客観的にはそこまで気にならないとのこと。
それよりも、若干左肩が開き気味だということです。詳しくは、ビデオの分析を待ちます。

よっつめの測定では、心拍数や酸素摂取量を測りながら、
トレッドミル(ランニングマシーン)の上を走りました。

キロ7分ペースからスタートして、1分ごとにペースがあがっていきます。
まるで、ビルドアップ走のよう。
次のペースになる20秒前に「次いきますか?」とスタッフの方が聞いてくれます。
親指を立てて、まだいけると合図を送りながら、どんどんスピードをあげました。

私の心拍数や酸素摂取量をモニターしてくれているので、安心です。
安全のために「次の1分で終わりましょう」と声をかけてもらいました。
体の具合としては、もう1段階くらいいけそうでしたが、止めてもらってよかったです。
ほぼ、オールアウト直前までいけたのではないかな、と思います。

教えてもらった最大心拍数は、自分で認識しているものとぴったり同じでした。
普段使っている心拍計が信頼できるということを確認しました。

この日測定を受けていたのは、私ともう一人の計2名。
スタッフの方3名で、静まりかえった研究所の中でゆとりをもって測定してもらいました。
こんなサービスを一般のランナーにしてもらえるなんて、とても贅沢だと感じました。

スタッフの方々はとても親切で、丁寧にいろいろなことを教えていただきました。

詳しい結果とその分析は、後日送られてくるとのこと。
それらを見ての質問等も遠慮なくしてほしいとおっしゃっていただきましたし、
今後のレースの結果なんかも報告してくれると嬉しいともおっしゃっていました。

とても楽しくて、とても有意義な時間でした。
今後のトレーニングにも良い変化が現れると信じています。

2013-01-22-2.jpg

サブスリーランナーからの助言。

新年早々から、3泊4日の出張にでかけていました。
その出張先で、サブスリーランナーお二人に出会うことができました。

サブスリーランナーというのは、フルマラソンを3時間以内に走るランナーをさします。
市民ランナーのひとつの大きな壁とされているのが3時間です。

3時間ピッタリで走ろうと思うと、1キロを4分15秒ペースで走らなくてはいけません。

スタート直後の混雑や、後半の失速を考えると
1キロ4分ペースで走るのが最低ラインでしょうか。

私が昨年の11月に走った大阪マラソン2012では、
前半は1キロ4分10秒くらいのペースで走っていました。
自分の中で余力を残しながらだったのです。
しかし、ハーフを越えて手洗いに寄ってから失速してしまいました。

でも、そのサブスリーランナーの方々からおっしゃるには、
「30kmまではツッコンでいかなあかん」
「トイレ行ったん?それはおかしいな…。力ためこみすぎや」とのこと。
追い込んで走っていれば、手洗いに行きたくなるなんてことは起きないらしいです。

その他にもいろいろとアドバイスをいただきました。
サブスリーにむけて、努力を怠らずに頑張っていきたいと思います。

2013-01-07-1.jpg

2013年になりました。

2013年になりました。

2012年はたくさんの人に出会い、たくさんのことを学びました。
マラソンでは自己ベストがでました。
写真活動も自己流ではありますが、技術も向上したと思います。

今年もあらたな目標に向かって、さらに精進して参ります。

今年もよろしくお願い申し上げます。

2013-01-01-1.jpg