本能的に、コースロープの方へ寄りながら泳ぎます。
とりあえず、この直線が終わったら、ブイにつかまって、休憩しよう。。
ブイを左に曲がってさらに進んでいきます。
呼吸さえできていれば、どれだけ遅くても、死にはしないし、ゆっくり進めばいい。
そう思いながら、臨んでいました。
それでも、、本当に無理になったら、勇気をもってリタイアです。
っで、ここからがまさに死闘。
疲れました。
今になって考えると、泳ぎ始めに調子にのってずっとヘッドアップクロールをしていたのが、
ダメだったのだと思います。
(ヘッドアップクロールとは、顔を前方にあげたままクロールすることで
目標物を確認するのに有効です。
普通は、10かき~15かきに一度くらいするだけで、ずっとするものではありません。
効率の悪い泳ぎ方だからです。
ただ、私は汚い海水に顔つけるのに抵抗がありました。恐怖心も。
)
クロールに疲れた私は、平泳ぎ、、いな、、、犬かきのような事をしたり、
背泳ぎをしたりして、休憩しました。
私に「大丈夫ですか~」と近付いてくる、
レスキューの人(一緒に入水して泳いでる)とボート。
「あ、大丈夫ですよ。ありがとうございます。頑張ります。」
しばらく進むと、岸に座って休憩してる選手がいました。
「え?あれ良いんですか?良いんですか?失格対象じゃないんですか?」
と必死に、本人とレスキューの人に確認する私。
「良いなら、私もしますよ!」と、、、
必死です(笑)
すると、その方は
「アホか!こんな後ろの方で失格とかあるか!!完走じゃ!!」 と。
仰るとおりでございます。こんな、後ろの選手を失格だなんて、、意味ないです。残酷です。
っていうか、もはや、、、
最下位です。