カラー写真、白黒写真。

読者さんから頂く感想の中で、
「白黒写真かっこいいですね」というような内容を頂く事もあれば、
「ぜひカラーの写真が見たいです」というようなリクエストも頂く事もあります。

内容はもちろんなのですが、読者さんがいらっしゃって、
しかもわざわざ感想を頂ける事を心から嬉しく、そして感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。

私は基本的に、撮るときはカラーで撮っております。
最初からモノクロで撮るときもあります。

撮っているときには
「これはカラー、これはモノクロ」
と頭の中でイメージができあがっております。

逆かもしれません。
頭の中のイメージを写真として残しているのかもしれませんね。

そのため、多くのモノクロ写真は
カラーで撮ったものを後からモノクロ処理しているのですが、
まれに後から
「カラーのままがいいのか、それともモノクロの方がいいのか」と迷う事があります。

そういう時は、カラーのものと、モノクロのものを何度も見比べて、
納得のいくほうを採用するようにしています。

しかし、最近いつも以上に迷った写真がありました。

それがこちら。

上半身裸のムキムキのお兄さんが、
いかにも強そうな犬たちを引き連れて歩いていました。

撮った時は、「これは白黒」と思って撮りました。
そう思って撮ったのですが、こうしてカラー写真を見てみると、
「うーん、、、
カラーの方がいいかもしれない」と思って悩みました。

かたや主題がちゃんと強調されますが、平面的に見えます。
かたや奥行き感や立体感がでてきますが、主題の強さが薄れる印象です。

うーん、うーん。
カラーとしても残しておきたい気がしますが、
私はモノクロに一票です。