先日、クライミングに挑戦しました。
壁を登っていくアレです。
初めての経験です。
道具の使い方とか、ルールやマナーとか、安全確保の仕方とか、
あるいは、体重移動の仕方とか、ロープの結び方とか…。いろいろと教わってきました。
上手な人はあらかじめルートを考えるそうですが、
私には目の前にあるものを判断していくしかできないので、
ある程度上の方に行くと、後ろから
「今、右足が乗っているところに左足を乗せてください」などと声をかけてもらいながら登ります。
私が「もう無理です!!」と叫ぶと、「気のせいです!!」と返されるし、
ある時は「とりあえず一旦こちらを向いてもらっていいですか?」と言われたので、
「あぁ、きっとどこかに力が入っているから、体勢をととのえろということだな」
と思ってふり向くとカメラが構えてあって、カシャリと撮られました。
いやいや、こちらは必死なんです!
上の方に登っていって、登る角度が変わると、
まるで天井にしがみついているかのような感覚。
頭の中では、「ここに手を置いて、ここに足を置いて」というのは理解できるのですが、
体が思うように動いてくれません。
動けなくなった素人は、ただただ落ちるしかありません。
でも、悔しい!! 目の前にもう一つ掴めるところがあるのに!!
でも思った以上に楽しかったです。
また機会を作って登ってみたいなと思いました。