頑張って課題のリーディングをしていますが、意味がわかりません。
難しいです。何度、同じ所を読み返したことか……。
さて、話はかわって、、、
夕飯を作ろうとしたところ、キッチンの一部の電化製品が使えないことがわかりました。
どうやら壁のソケットに電気がきていないらしく、
電子レンジや冷蔵庫・冷凍庫が使えません。
守衛さんに報告しに行き、とりあえずコンロは使えたので簡単な炒めモノをしていると
ひとりの初老のおじさんが
「電気が使えないって聞いたんだけど」とキッチンに入ってきました。
彼はちゃちゃっとソケットの確認をして、
一度キッチンを出て行きました。
しばらくして、「ピー」という音が電子レンジから発せられ、
そこに再び電気が通った事を知らせてくれました。
どこかから帰ってきたおじさんは、
使い古したテスターで壁のソケットに電気がきていることを確認し、
帰って行きました。
別れ際に、
ありがとう と
メリークリスマスって言ってみました。
去りかけていた彼は一旦その足をとめて、こちらを振り返り、
まるで「おお、もうそんな時期か」とでも言わんばかりに、
あるいは、「お前さんのようなアジア人でもクリスマスを祝うのか」、
というような表情を一瞬した後で、
「あんたにもな。メリークリスマス」と返してくれました。
なんだか、こんな何でもないやりとりなのですが、
とても穏やかというかハッピーな気分になりました。
(ハリウッドのクリスマス映画にあるような(笑))
日本では、知らない人に「メリークリスマス」なんて言う機会はなかなかありませんでした。
たとえこちらにいたとしても、
宗教的な観点からみて「メリークリスマス」と挨拶するのは
議論を呼ぶのかもしれませんけれど…。
以前、フランスでしばらく生活していた学友も、
「”メリークリスマス”って言葉は人を穏やかな気持ちにさせるよね」と言っていました。
日本のクリスマスはとてもビジネスの香りが強いので、
私はむしろ好かないのです。
どうして、カップル達がこぞって浮き足だって外にでるのか、
そしてどうしてシングルの人たちが惨めな思いをしているのか理解し難いです。
クリスマスくらい、
家でのんびりこたつに入りながら、家族とホールチキンでも食べたいものです。
(天の邪鬼なだけなのかもしれませんが…………)