受講している数少ない授業の中に、実践的な授業がひとつあります。
理論を取り扱う授業もありますが、理論なんて本を読めばいいじゃん
とか思ってしまうのです。
もちろん、理論を多数の人とクリティカルにディスカッションする場も必要ですけれど。
どうやら人気の授業だったようで、抽選で外れてしまった人も少なからずいるようです。
ラッキーだった私は毎週その授業を楽しんでいます。
現役のネイティブの英語教師が、我々に「英語の教え方」を教えてくれます。
もちろん各種理論に基づいているテクニックばかりですけれど…。
適当に思いのままに、英語の授業をしている訳ではありません。
たとえば先日のセッションでは、
指や腕の使い方、ジェスチャーやキューのだし方、
黒板やその他小道具の使い方を紹介してもらいました。
そして、それらを我々受講者も実際にやってみたりするわけです。
授業の中で「教師の立場」と「生徒の立場」との両方を体験できます。
実際にやってみて、気づくことは多数あります。
その後には、それらの良い点や注意すべき点を話し合ったりします。
今まで何気なく使ってきたテクニックに、実は大きな意味合いや効果があったのか、
と気づかされることも多々あります。
その都度思うことは、
それらのテクニックを「より効果的に」使わないとダメだなということです。
自分の知らないこと、学ぶべき事がたくさんありすぎて、不安にもなりますけれど、
謙虚にそして貪欲に勉強していきたいと思うのです。