昨日、トライアスロンに参加してきました。
前日の職場では、そんなに宣伝していなかったにもかかわらず、
同僚にも生徒にも「頑張ってください」と言われ、
今までは社交辞令、とひねくれていた私ですが、
その時は素直に、嬉しかったです。ちょっと、一流選手になった気分でした(笑)
当日は、3時50分に自然と目が覚めて、
シャワーを浴びたり、食事をしたり、補給を用意したり。
6時頃に地元を出発し、高速を飛ばして、現地へ。
今回は、スイムがプールでということで、不安はそれ程ありませんでした。
距離も短いですし。
それでも、全く不安がないわけではありませんでしたが…。
競技の前半はちびっ子達のレース。
小学1年生からトライアスロンとか凄いなぁって思いました。
小学1年生で、泳げて自転車に乗れるなんて、ちょっとした英才教育じゃないですか。
もちろん、本人たちよりもコーチとか保護者の方々の方が大いに盛り上がってる訳で、
子ども達も必死に頑張っていました。
あの子達は「好き」でやっているのか、それとも「やらされているのか」…。
小学生も5年生とか6年生にもなりますと、体つきも手際もかわってきまして、
大人と比べても見劣ることのないレースを繰り広げていました。
さて、言うてる間に自分のスタートです。
独特の緊張を感じながら、プールの中へ。
エアーホーンがなって、いよいよスタート。
10往復しなくてはいけないのに、なぜか5往復だと思いこんでいました。
4往復が終わったところで、「あと1往復や!」って思ったのですが、
それを知らせる合図がありません。。。
っで、ふと考えたのです。
あ、、、、10往復や。。。
とんだ勘違い。
5往復だと思いこんで、若干飛ばし気味だった私は、
見るからにペースが落ちました…(笑)
それでも、とまることなく必死に泳ぎ続けて、ようやくスイムを終えます。
プールサイドへあがり、猛ダッシュ!!!
プールサイドは普段走れませんが、こういうときだけは思い切って堂々と走れます。
初めてトライアスロンへ出たときは、トランジションは走るモノということで、
形式的に走っていましたが、この日は無意識に走っていました。
ヘルメットを被り、バイクを押して、これまたダッシュでバイクコースへ。
スイムで遅れをとったぶん、バイクとランで取り返してやる!!!
トップとの差は1分30秒。まだ追いつけるかもしれない!
しかし。。。
全然追いつきません。
ほぼ平坦なコースでは、私の自転車は不利でした。
もちろん脚力の差はあるのですが、それ以上に機材の差を感じました。
私の自転車は、レースとか高速巡航には決して向いてない自転車なのです。
タイヤも太いし、ポジションもでません。
追い越した人数よりも、追い越された人数の方が多いです………。
悔しい思いをしながらも、ひたすら漕ぎ続けます。26km/h~34km/hで巡航。
心拍は190越えがほとんどでした。(私の最大心拍数は201)
完全、無酸素運動域です。
周回を重ねていくと、少しずつ落ち着いてきました。
いよいよ、ランへ。
最初は軽く走り出していましたが、途中でもの凄い速い2人組に抜かされまして、
うぉおおお、すげぇーーー!!はえーー!!!
と思いながら、私も少しだけペースをあげました。
そして、折り返し地点の近くで、スタートの前に少しお話しした人とすれ違ったのです。
その人はスイムが速かった(私が遅いだけ)のですが、これは頑張れば追いつけるかもしれないと思って、さらにスピードをあげたのです。
「これはスイムの分!!」「これはバイクの分!!!」って
心の中でドラゴンボールの悟空が叫んでいました。
頑張って、頑張って走って、ラストスパートもして、フィニッシュ!!
いやぁ、頑張った。
たかだか、1時間ちょっとしか経過してないのが、信じられません。
自分の中では2時間も3時間も競技してた気がします。
完走することへの感動は薄れましたが、それでも言葉には表せないモノを感じますし、
達成感や充実感はもの凄いモノです。
本当に、やってよかった。
たまたま、強豪トライアスロンチーム、旧チームテイケイの
八尾監督(八尾彰一さん)も同じレースに参加されていたことにも感動しました。
ミーハーになって、握手してもらい一緒に写真も撮ってもらいました。
優しいけれど、志が高く、そしてアツイ魂を持った方だと感じました。オーラが違います。
同じく旧チームテイケイの田山寛豪選手も会場にいらっしゃったので、
これまた、握手してもらい、肩を組んで写真を撮ってもらいました。
田山選手は、アテネオリンピックでも素晴らしい結果を残しましたし、
昨年はトライアスロンワールドカップで優勝したり、
今年はオリンピックに出て、メダルを狙える選手です。もう感動も感動。
頑張ってください、本当に応援してます!!
というわけで、今回のトライアスロンは、おおむね満足のいくものとなりました。
機材の差を今までの中で一番実感したので、早めに新しいバイクを買う決心がつきました。
応援してくれたみなさま、本当にありがとうございます。
これからも頑張ります!!