留学仲間と再会。

留学時代に出会った台湾人3人が日本観光に来ると言うので、
当時の日本人留学生仲間と夕食を一緒に食べてきました。

遠くイギリスの田舎町で出会った異郷の仲間が、
日本の京都の焼鳥屋でビールを飲むとは、なんて素敵なんでしょう。

大学時代を過ごした思い入れのある街。
こんな素敵な仲間とここで集えたことによって、ますます思いは昂ぶりました。

お酒で火照った頬を夜風が優しく撫でるのを感じながら、
仲間を見送ったあとにひとりで歩く京都の夜はいつも以上に特別なものでした。

留学して良かった、英語を話せて良かった、仲間に恵まれてよかった。
またいつか会おう、この地球のどこかで。

久しぶりの、家族旅行。

お久しぶりでございます。

転職をして生活スタイルがかわり、ブログ更新になかなか手が回りませんでした…。

そして!!

実は、再びイギリスへ出掛けていました
今日帰国したばかりです。

今回イギリスに出掛けていたのは、
修了式に参加するためです。

卒業式といいますか、学位授与式といいますか…。

英語でいうと、「Graduation Ceremony

要は、ちゃんとコースを修了して、論文も通りましたよって事です。

今回は家族4人での旅となりました。

いつの間にか、全くしなくなった家族旅行
最後の4人揃っての家族旅行が、いつの事で、行き先がどこであったのかも思い出せません。

思えば、

いつの間にか家族4人が揃って食事をすることも、ほとんどなくなっていました

でも、今回はとても良い機会だと思って、
卒業式に家族を誘ってみました。

父、母、姉の4人での家族旅行。

私の留学中は家族の誰もイギリスを訪れて来ませんでしたし、
私としてはどんな所で私が生活していたのかを見てもらいたいという気持ちもありました。

そうやって実現した本当に久しぶりの家族旅行

沢山の出来事がありましたけれど、
本当に楽しくって充実した時間を過ごすことができました。

家族4人で同じ時間を共有しているのがとてもとても嬉しくて、幸せでした

久しぶりに姉とこんなに楽しく会話しました。
久しぶりに父と同じ部屋で寝て、男同士の会話をしました。
久しぶりに母と冗談言い合いながら、楽しい時間を過ごしました。

何度でも言いますが、

もう本当に本当に幸せで、楽しい時間でした。

そして色々な面で贅沢な旅でした。本当に素敵な時間でした。

私の卒業式そのものにも色々思う所はあったのですが、
今回はやはり、この家族と共に多くの時間を共有したというのが一番です。

こんな旅を実現させてくれた家族みんな、特に父に感謝です。

みんな心の中で
これが、この4人での最後の家族旅行かもしれない」と思っていると思います。

これを最後の家族旅行にさせるかどうかは、自分たち次第だとは思うのですけれど、
本当に大きな意味を持った家族旅行でした。

道中のお話や、卒業式そのものについては、また後ほど。

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キャンパス内のレストランやカフェ。

イギリスのキャンパス内にある案内看板
キャンパスの中にどれだけレストランやカフェがあんねんって感じですが…。

お店によって味も値段も違っていますし、
店によっては、夜遅くまで空いていますし、お酒を飲むことも出来ます。
(お酒は昼間でも注文できます)

ビリヤード台やダーツ台もありますので、
お酒を飲みながら、学友と勝負なんて事もできます。

そういえば久しくビリヤードもダーツもいってません。久しぶりに行きたいなぁ。

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一段落。一安心。

ようやく、論文の結果を受けとる事が出来ました。

早い人は先々週くらいには受けとっていたようで、

どうして私のものだけ遅いの?
不具合があって、審議中?

などと少しばかり不安になっておりましたが、
結果的には無事に学位がもらえることになりました

いやぁ、良かった。
一安心です。

留学中も自分が「院生」という自覚はあまりありませんでしたが、
これからは「院卒」 となるわけですね。

…。
あ、やっぱり実感は沸きません。(気分はまだ大学生(笑))

これで、家族四人全員が院卒となりました。

やっと、みんなの足元にたどり着けたのか?って感じです。

これからは、社会人としてちゃんと一人前になれるように
更に頑張らなくてはいけません。

負けないぞ。

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ゴミをいれるのを躊躇してしまうゴミ箱。

イギリスにいた頃、キャンパス内で撮影したものです。
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こんな風にゴミ袋を設置されると、中にゴミをいれて良いのかどうか迷ってしまいました

私がゴミ袋を交換する係なら、この状態から手を押し込んで空間を作ってしまいますが、
ひょっとすると、これは「ゴミ袋は交換済みです」というサインなのかもしれませんね。

トイレのトイレットペーパーの端が、
三角に折りたたまれているのと同じような感覚でしょうか。

イギリスの空港にて。

帰国の際の飛行機への預け荷物の制限は20kgでした。

結局なんだかんだ詰め込むと、24kgまでになってしまい、
不安になりながら空港へ向かいました。

スーツケースの他に、
リュック(PC+外付けHDD)
手提げ(PC)
カメラバッグ
を機内に持ち込む予定でした。

空港のカウンターにて、
リュックの重量を量られ「5kgにしないとダメ」と言われました。
その時点でリュックは約9kgでした。

どうしたもんか、と思っていると、お兄さんが、
そのリュックの中のものを、このスーツケースに移すことは可能ですか?
と聞いてきました。

私、ついつい「え?いいんですか?」と言ってしまいました。

後ろに誰も待っていませんし、
 あなたがその作業している間、僕はこっちの処理しておきますから

と言ってくれるではありませんか。

入れられるもんなら、入れさせてくださいよって感じです(笑)
既にスーツケースの重量制限をオーバーしていたので、
頑張ってリュックに詰め込んだものもありました。

というわけで、カウンターの前でスーツケースを広げ、
リュックの中のものをスーツケースに移しました

さすがにパソコン本体やHDDを入れるのは躊躇われたので、
配線とかその他不要なものをスーツケースへ移動

何度かリュックをはかってそれでも5kgにはならず、
6kgちょっとまでしか減らせなかったのですが、
お兄さんもウインクしながら、
まあ、もういいと思いますよ。カバンが軽い方が行動しやすいでしょ
と言ってくれました。

結局スーツケースは27kgになりましたが、それは良いらしいです。
もうひとつ不思議なのは、手提げカバンの重量は量られなかったこと。
こちらも10kgまでとは言わないまでも、5kg以上は確実にありました

リュックが軽くなると、確かに行動しやくすくなりました。
お陰で、いつもは見る気も起こらない免税店に立ち寄り、
財布も軽くして帰ってきてしまいました

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無事に帰国しました。

昨夜、無事に帰国いたしました
空港へは有給をとった友人が迎えにきてくれました。

思い返せば、昨年日本を出るときもまた別の友人が有給をとって空港へ送ってくれました。
そして一時帰国の際も毎回必ず誰かが迎えにきてくれて、送ってくれました
今回イギリスを出国の際も、キャンパスの中で友人たちに見送られ、
そして駅まで見送りにきてくれる友人もいました。

なんて幸せなんですか、私。
本当にどうやって感謝の気持ちや幸福感を表現すれば良いのか全く分かりません。

私がそこまでの事を、同じように彼らに出来たのかしら、と思うと、
本当に不安ですし、申し訳ない気持ちにもなります…。

みんな、ありがとう。本当にありがとう。
本当に大切で掛け替えのない仲間たちです。

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では、出発します。

一年間お世話になった部屋からの最後の更新です。

急に殺風景になった部屋にぽつんとひとり。

もうこの部屋に戻ってくる事は二度とありません。

1時間半後には迎えの車が来て、
2時間半後には、空港への列車が発車し、
9時間後にはもう空の上。

振り返るとあっと言う間に過ぎてしまいました。
気を抜いた日々もありましたけれど、
それでも後の時間は一生懸命頑張ったと言えます。

素敵な仲間に囲まれて、良くここまで頑張ってきた。

一年後、十年後、あるいは四十年後、
やっぱり同じように「あのときは一生懸命頑張った」
と思えるように、この時間を大切に誇りに思って生きていきたいと思います。

日本での現実に直面するのは、少しこわいですが、
きっと乗り越えられる。

そう「きっとどうにかなる。どうにかできる。」と思えるのも、
イギリスという国で1年間生活したお陰でしょう。

では、日本へむけて、新しい人生へむけて、出発します。

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留学生活最終夜。感謝の気持ちで胸いっぱい。

イギリス生活最後の夜を過ごしています。

友人たちとお喋りしていると、あっと言う間に時が過ぎてしまいました。

早く日本に帰りたい思いはありますが、
こんな素敵な仲間と別れるのはとても辛いです。

本当に沢山の思いがぎゅっと一年間に濃縮されているこの地から去るのは
とても感慨深いです。

本当に沢山の事に直面して、体験して、考えて、感じて、思って、
なんとか切り抜けて、やり遂げてきました。
今まで過ごしてきた「一年」という単位の中で、
最も濃くて充実した「一年」といっても過言ではない気がします。

沢山の人に支えられて、日本を出国して、
沢山の人に出会って、沢山の事を体験して、沢山の事を学んで、沢山の事を感じて、
辛い日々ももちろんありましたし、とても幸せで浮かれて過ごした日々もありました。

そしていま、たくさんの思いを胸に日本へ帰国します。
こちらで得た事は、本当にはかり知れません

それらを最大限に活かして、次のステップに進んでいきたいと思います。
絶対に忘れる事のない時間でしょうね。

そして、
何よりもまず、この留学を実現させてくれた家族に感謝

家族の理解とサポートがなければ、今私はここにいないと思います。
本当にありがとう。

色々な面で支えてくれた日本の友人たちに感謝
(手紙やメール、餞別やプレゼントをくれたり、有給をとって空港への送迎をしてくれたり、
 一時帰国中に連日遊んでくれたり…)

こちらでの生活をとても華やかなものにしてくれた留学生仲間達に感謝
私が辛いときは励ましてくれて、私がご機嫌の時は私のしょーもない話に付き合ってくれて。
「旅の恥はかきすて」ってのに甘えていたかもしれません。

みんな、ありがとう。
本当にありがとう。
心の奥底から「ありがとう」って思い切って言えます。何度言っても足りませんし、
そんなんじゃ足りないくらい。

地元の自転車クラブの皆さんにも感謝
日本人はおろか、アジア人、というか、外国人が参加したのは
今までなかったのではないかと思います。

それなのに、初回からとても温かく迎えてくれました。
地元訛りの英語が良く聞き取れず、こちらが申し訳なく感じてしまいそうだったのに、
それでも積極的に声をかけてもらいました。

とある女子学生の方に「こっちに自転車友達はいるの?」
と聞かれ、
「いないんだよー」というと、「何言ってるの?私があなたの友達じゃない!!」と言われ、
とても感動したこと、今でも忘れません。

私が今こうして、自信と充実感を胸に日本へ帰れるのも、
今まで関わった沢山の人のお陰です。
「寂しい、辛い」
そう思えるということは、それだけこちらでの生活が充実していたということ。
なんと幸せな事なんでしょう。

私が感じたように、
私も誰かの役に立って、その誰かに幸せな気持ちを感じてもらいたい。
そうなれるように、これからも努力を惜しまず、
大きく強く優しい人間に成長していきたいと思います。

終わりじゃない、始まりなんです。

さて、
この辺りにて、イギリス留学生活最終夜の更新としたいと思います。

本当に、ありがとう。

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またいつか会いましょう。友よ。

私はもうすぐこの国を発って日本へ帰ります。
日本人仲間の間では、遅い方の部類です。

もちろんまだまだこちらへ残る日本人も沢山います。

しかし、元クラスメイトの中では早い方の帰国
みんなからは「なんでそんなに早く帰国するの?」と聞かれます。

まぁ、大きな理由は
「今住んでいる所の契約期間を少しだけ勘違いしていた」というところにあります。
26日の朝まで契約があるのですが、私はなぜか22日の朝だとずっと勘違いしており、
勘違いしたまま航空券の予約をしてしまいました。

後からフライトを変更することも出来たのですが、
手続きが面倒だったのでそのままにしておきました。

こちらへ残る人たちは旅行を楽しんだり、ヴァケイションを楽しんだり、
ちょっと仕事を見つけてみたりと、思い思いに過ごすようです。

先日クラスメイトの一人とたまたまキャンパス内であって、
専らの話題である帰国予定日を話し、私の帰国予定日がとても近いことに驚いていました。
そしてその日はその彼と二人で食事をして、
「まぁまた、みんなで集まれたら…」と半ば社交辞令のつもりで言ったのですが…。

彼はちゃんと短時間の間に計画して、みんなに声をかけてくれて、人を集めてくれました。
そして今日、パブへ出掛けてきました。

みんなで久しぶりにお酒を飲みながら談笑。
まだ論文が終わってない人も幾人かいるのに、わざわざ駆けつけてくれました。
みんな順番にビールをご馳走してくれて、感涙を我慢していると、
そんな泣くフリとかしなくていいから!本当の涙見せてみろ
と言われてさらにグッときたりしました。

普段はほとんど感情を表に出さない友人も、
別れ際に
「やだ。寂しい。」と寂しげな顔を見せて、別れを渋ってくれました。

仕方ないです。
別れはあるものです。That’s life。

一年という時間、苦楽を共有して、
そして今後、本当に二度と会わないかもしれないという別れ。辛いです。

塾講師をしていて、卒業生を送り出すとき、
また、塾講師を辞めてイギリスへ来たとき。

確かに別れは辛かったですが、
またいつか会える
会おうと思えば、簡単に会える

そういう思いがどこかにありましたが、
国を隔てると、そう簡単にはいかないかもしれません。

もちろん
「中国に行くよ!」「日本に行くよ!」「台湾に行くよ!」「タイに行くよ!」
なんて言い合います。言い合いますけれど…。
心のどこかで「そう簡単には…」と思ってしまいます。

でもやっぱりそれと同時に「きっと行くぞ!」とも強く思うのです。

幸い、インターネットというとても素敵なツールがあるおかげで、
連絡を取り合うのはとても簡便なのが嬉しい限りです。

きっと生涯忘れる事のない時間。仲間。ずっとずっと大切にしていきます。
そしていつかきっと、必ず、再会します。
出来るか、出来ないかなんて、自分たちの意志次第でどうにでもなるんです。

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