トライアスロン、初参戦記。その10。(最終回)

「やっった!ゴールや!」
自然と声が出たし、自然と両手も空に向かってのびていました。

「生きてる」、そう実感しました。

この自分にも完走できた。満足感で一杯です。
これで私もトライアスリートなのか!

色んな思いが込み上げています。

しかしながら、、、

最後、こんな軽い足取りでゴールしたら、感動も何もないなぁ。
やっぱ、欣ちゃんは、テレビドラマやなぁって思いました(笑)
(いや、放送は見てないんですが…。毎年同じようなパターンでしょ…
 最後は、苦しい顔して、足を引きずってゴールせないかんですね(笑))

一息つきながら、片づけに入ります。
しかし、頭は回らなく、

もう、何から手をつけていいのかわかりません(笑)

ゆっくり、目に付くモノから片づけに入ります。
 
 
「あぁ、もう絶対二度とでーへんで!!!!」
 

「人間は陸上で生活する生き物やわ」

っと、思いながら。
。。

しかしながら、、、

泳ぎさえなんとかすれば、もっともっと楽しめるし、
もっとタイム短縮出来るかも、、、とも思うのですよね(笑)

今回は、父親をはじめとして多くの人の理解と応援のおかげで、この記録を出せたと思います。
ひとりで来てたら、それこそスイムでリタイアしていたかもしれません。

感謝。

心から感謝です。ありがとうございます。

ご覧のように、初めてのトライアスロンは出だし、ボロボロだったのですが、
思いがけない戦利品を獲得しました。
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裏を見てみると、
2007-08-30-18.jpg

「午前の部 20歳代男子 3位」

こんなオチありですか(笑) なんだか、嬉しすぎです!
いや、ただ、20代の参加者が少なかっただけです。

多くの20代は「午後の部」のちょっと距離が長い(初回で紹介したオリンピックディスタンス)
に出場しているのです。

父親が「美味しいモノを食べに行こう!」と。
「あれ?お腹減ってないのか?」と言います。

激しい運動をしたあとですよ~。しかも走りながら、補給をとったりしてますし、
そんなすぐにはお腹減りません。
お腹一杯、胸一杯です。

でも炎天下の中、ずっと応援してくれていた父はそりゃ、お腹減るでしょうね。
時刻は13時くらいでしたし。

近くのレストハウスで、蕎麦をいただきました。
ご飯を目の前にすると、一気にお腹が減ってきました。

夜は地元近くのホテルのビアケラーで、それはそれは美味しいビールをいただきました。

あんな美味しいビールを飲んだのは初めてじゃないでしょうか。
溺れながら泳いだのも、もはや笑い話です。

小学生の頃、いわゆる肥満児で、学校のマラソン大会では後ろから数えた方が早かったのも
笑い話です。

それが、今、ハーフマラソンを走り、自転車レースに出場し、トライアスロンをも完走した。
これは、自分の大きな自信と誇りになると思います。
これで根性が多少はあるって認めてもらえるかしら。

次は、、、

やっぱり、フルマラソンかしら。

みなさん、本当にありがとうございました。

2007-08-30-19.jpg

“トライアスロン、初参戦記。その10。(最終回)” への 2 件のフィードバック

  1. そうかそうか、トライアスロンをする人は『渡来アスリート』というのか。
    君のお陰でまた、自分とはかけ離れた分野の知識がひとつ増えました。
    なにはともあれ、無事完走できて何よりです。
    途中で倒れたりしなくて良かった。
    ほんと、見かけによらずスポーツマンだよね、君って人は。
    文武両道だよね。
    兎に角、お疲れ様でした。
    (初トライアスロンも、10回にわたる初参戦記も。)

  2. >ペンギン
     コメントありがとうございます。
     そうです。トライアスロンする人は「トライアスリート」です。
     「かけ離れた分野」とは大げさです。
     泳ぎも、自転車も、走りも、大変身近なはずですよ~。
     特別な技術はいりません!!
     そうですね。仰るとおり、無事であることが何よりです。
     見かけによらず(笑) そのギャップを狙っています!
     文武両道かどうかはわかりません。どっちも中途半端?な感じです。
     まぁ、どちらも好きですし、楽しんでいますけれどね!
     ありがとうございます。
     また、何か面白い事に挑戦したいと思います。

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