授業見学。

私の授業を見学したところで何の参考になるのか分かりませんが、
最近、授業見学をされる機会が多いです。
私自身が見てほしいのは、教科の指導法というよりも、
生徒との距離感とか訓話の仕方とか、賞賛の仕方とかだったりします。
そして、生徒の叱り方。タイミングとか言葉の選び方とか。
授業後に熱心に質問してくださる方もいますが、
こちらが質問があるかどうかを尋ねたり、何か感想があるかどうか求めても、
「別に…」という反応を示す方もいます。
特に見学者の年齢が若ければ若い程、後者のパターンが多いです。
事前に「こういった所に注目してほしい」という事を伝えられれば良いのですが、
毎回それができる訳ではないのが残念です。
私の個人的な感想ですが、、、
講師にはある程度、才能というかセンスのような物が必要なのだと思っています。
確かに最初から誰もがうまく授業をできる訳ではありませんが、
向上心とそれに伴う努力と、そしてセンスがその後の講師としての成長を左右するのだと思います。
ここでいうセンスは、才能という意味ももちろんですが、
生徒や保護者が何を思っているか、何を必要としているか、
自分や自分の授業を客観的に見て、何が足りないか、何ができているか
そして、生徒と共に目標を達成するために、何が必要か、
とかそういったもの感じるセンスです。
このセンス(アンテナみたいなもの)の感度を良くする為に、
決定的な何かがあればよいのですが、そう簡単ではないようです。
今や今までの自分に満足しないで、常に向上心を持ち続けなくては。
頑張ろっと。

“授業見学。” への 2 件のフィードバック

  1. すごい
    HINKさん人気講師なんだと思います!!
    「成績あげて欲しい」「勉強しないから塾いかせてます」「なんとかやる気にさせてください」「副教科もあげるように言ってください」さまざまな厳しい?!保護者の願いを聞きつつ子供指導するHINKさん尊敬します・・・。

  2. >とんこさん
     コメントありがとうございます。
     人気講師であれば良いのですが…(笑)
     とんこさんの挙げる例がありすぎて(笑)
     しかしそのように明確な要望があれば、こちらもそれに向かって頑張れます。
     子どもの「やる気/モチベーション」をあげたり、維持するのはなかなか難しいものもあります。
     生徒、保護者、管理職の間に挟まれて、それぞれの要望に応えるために
     日夜頑張っております。

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