ジャパニーズイングリッシュを!

昔から英検TOEICTOEFLIELTS、はたまた学校の定期考査や予備校の模試などでは、
リスニングは得意パートでした。

ほとんど困ることなく、どれも満点かそれに近い点数をとった記憶があります。

ある人は、私が音楽(楽器)をやっているのが関連しているのではないかと言いました。
確かにそれも一理あるかもしれませんね。
楽譜が無い状態でCDを聞いて、自分のパートが、あるいは他のパートがそれぞれに
どのようなフレーズ、リズムを出しているのか聞き分ける必要がありましたから。
またリズム感も英語学習においては、大切なのかもしれません。

英語のネイティブスピーカーと話している際にも、
基本的に向こうはこちらがネイティブでないことは分かっているので、
わかりやすく話してくれますこともあり、別にほとんど苦労はしたことはありません。

しかしたとえば学内のパブに行って、そこで地元の学生同士の早口で訛りなんかもある英語
聞きますと、聞き取れない部分も結構あったりするわけです…。

それ以上に分からないのが、私と同じように、他国から来た人の英語
もちろん分かりやすい場合も多いのですが、一方で分かりにくい場合もあります。

たとえば、同じフラットにイラン出身の男性がいまして、彼は英国にきて10年程だそうで、
もちろん流ちょうに英語を話すのですが、
彼の英語を聞くときは結構集中しなくてはなりません。

恐らく、彼のネイティブ言語の発音やリズム、イントネーションのおかげで、
日本のリスニングテストに出てくるようなものではないのです。
なかなか大変です。
まぁそれでも意思疎通は出来ますので、やはり英語は国際言語なのだなぁと感心する次第です。

もちろんここはイングランド、英語が話されているのは当然のことなのですがね…。

話は飛躍するのですけれど、
日本人がアメリカ人やらイギリス人やらオーストラリア人の発音する英語を
わざわざ真似する必要はないと思うのですよね。
英語は意思伝達の道具でしかないわけで、簡単にいったら「通じりゃ良い」んですよ。

洗面所のゆるんだネジを回すのに、
日本製のドライバーであろうが、中国製のドライバーであろうが、
ドイツのドライバーであろうが、、、 ネジを締める事が出来れば良いんですよ。

ジャパニーズイングリッシュで良いんです。通じればいいんですよ。
アメリカンイングリッシュやブリティッシュイングリッシュのように話せる必要なんてないのに、現在の日本の風潮はそうではないのが問題ですね。
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キャンパス内の景色です。

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