美しき悔い、醜き悔い。

不規則生活3日目。
現在、早朝4時です。

先ほど、1人の日本人が留学生活を終え母国に向けて旅立ちました。

今彼女は何を思ってタクシーに乗り、
どんな場面を思い返しながら、駅の待合室で電車を待っているのでしょう。

先日、彼女は「悔いがある」というような事をこぼしました。

私はそれが正解だと思うのです。

なぜなら、それは広く客観的な視野を持つ事に繋がると思うからです。

もし満足してしまったら、ひょっとしたらそれ以上成長できないかもしれません。

貪欲に向上心は持っていたいです。

もちろん、何の努力や反省もしない中での「悔い」は醜いかもしれませんが、
色々トライしてみて、それでも出来ないことがあって、
そういった中での「悔い」は素敵だと思いますし、次に、未来に、繋がると思うのです。

彼女は、日本で学んでいたものとは少し離れた専門分野での留学だったので、
その苦労は相当のものだったと思います。

もちろん「悔い」を残さないように、精一杯、全力で走り抜けようとするのもひとつですが、
そういった中でも、落ち着いて視野は広く、そして冷静さも保っていたいです。

諸事情で学期の途中で帰らなくてはいけなくなった彼女の分を、
ちゃんと一年間、
こちらにいることがほぼ保証されている自分が頑張らなくてはなぁと思う次第です。

私が帰国しようとする日は、やはり「悔い」は残すのかな…。
「醜い悔い」を残すことのないよう、
冷静、且つ、精一杯頑張って生きていきたいと思います。

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