卒業生のその後。生き生きに限る。

昨夜、とある卒業生の保護者と電話で話をする機会がありました。
お母様と1時間弱にも及ぶお話となりました。

生徒さんが大学(現在大学二年生)で生き生きと過ごしている様子で、
本当にその大学を選んで良かったと、何度も感謝の言葉を頂戴しました。

送り出した身として、
卒業後も生き生きと充実した学生生活を送っていると知ることが出来たのは、
本当に嬉しく、感動しました

私が授業中にした訓話なども(お母様も)まだ良く覚えているようで、
こちらとしては嬉し恥ずかしといったところです。

こういう出来事があるからこそ、
あぁ、やっぱりこの仕事って素敵だなぁ」とつくづく思うのです。

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クリスマスがやってきていますが。

もう街もクリスマスの飾り付けが進み、
ラジオからもクリスマスソングが流れるようになってきましたね。

今年ももうすぐクリスマスがやってきて、
お正月がきて、
そしてすぐにセンター試験の季節です。

もう60日もありませんので、
受験生にはまだまだ頑張って頂きたいと思います。

毎年の事ですが、
頑張っている受験生を見ると、こちらももっと頑張らなくてはと気が引き締まります。
一方で、もっともっと気合いと緊張感を持って欲しい受験生もいます。

泣いても笑っても、あと60日。
頑張ろうっと。

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TOEIC、良い手応えでしたが…。

昨日はTOEICの試験でした。
第150回だそうです。

今回は甲南大学での受験(兵庫県神戸市)。
ちなみに前回は神戸大学(兵庫県神戸市)でした。

たいていは関西学院大学(兵庫県西宮市)なのですが、
ここ2回は違う場所です受験ということで、新鮮な気持ちで受験する事ができました。

7月(第148回)にも受験したのですが、 あまり点数が伸びませんでした
その時は手応えはあまりなかった(実際、集中していなかった)のですが、
今回は「結構出来たんじゃないかな」と感じました。

リスニングリーディングも落ち着いて、集中して解くことができました。
難しすぎる問題もなく、記録更新が期待されるのですが……。

TOEICの点数算出方式からいきますと、

簡単な問題の時ほど、点数は伸びにくい のです。

つまり、
みんなが同じように簡単に感じて、よく出来ていたのなら点数は思うようには伸びません。

一方で、「あぁ、今回あかんかったなぁ」と感じた時は、
実は周囲の人も同じように出来ていなくて、思ったよりも点数が良かったりするのです。

ですから、簡単には喜べない状況ではありますが、
まぁ、出来ることは結果は待つほかにありませんので、楽しみに待つことにします。

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一段落。一安心。

ようやく、論文の結果を受けとる事が出来ました。

早い人は先々週くらいには受けとっていたようで、

どうして私のものだけ遅いの?
不具合があって、審議中?

などと少しばかり不安になっておりましたが、
結果的には無事に学位がもらえることになりました

いやぁ、良かった。
一安心です。

留学中も自分が「院生」という自覚はあまりありませんでしたが、
これからは「院卒」 となるわけですね。

…。
あ、やっぱり実感は沸きません。(気分はまだ大学生(笑))

これで、家族四人全員が院卒となりました。

やっと、みんなの足元にたどり着けたのか?って感じです。

これからは、社会人としてちゃんと一人前になれるように
更に頑張らなくてはいけません。

負けないぞ。

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「こわい」は褒め言葉。

生徒から「Hink先生、こわいけど、面白い」と言われました。

こわい」というのが、ちゃんと「厳しい」という意味だとしたら、
これは大変嬉しい褒め言葉です。

叱る事を躊躇してしまう先生も少なくありませんが、
必要な時に、必要な分だけ叱れるというのは大切な事だと思います。

生徒はもちろんの事、教員の中にも
「叱る」と「怒る」を混同してしまっている人もいますが、
「叱る」ことと、「怒る」ことは全然違います

「こわいけど、面白い」
厳しさや公平さの他に、生徒を惹きつけるものがあるとするなら、
それは私の目指す所のひとつだなぁと思うのです。

厳しく、優しく、魅力ある教員になろう。

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では、出発します。

一年間お世話になった部屋からの最後の更新です。

急に殺風景になった部屋にぽつんとひとり。

もうこの部屋に戻ってくる事は二度とありません。

1時間半後には迎えの車が来て、
2時間半後には、空港への列車が発車し、
9時間後にはもう空の上。

振り返るとあっと言う間に過ぎてしまいました。
気を抜いた日々もありましたけれど、
それでも後の時間は一生懸命頑張ったと言えます。

素敵な仲間に囲まれて、良くここまで頑張ってきた。

一年後、十年後、あるいは四十年後、
やっぱり同じように「あのときは一生懸命頑張った」
と思えるように、この時間を大切に誇りに思って生きていきたいと思います。

日本での現実に直面するのは、少しこわいですが、
きっと乗り越えられる。

そう「きっとどうにかなる。どうにかできる。」と思えるのも、
イギリスという国で1年間生活したお陰でしょう。

では、日本へむけて、新しい人生へむけて、出発します。

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留学生活最終夜。感謝の気持ちで胸いっぱい。

イギリス生活最後の夜を過ごしています。

友人たちとお喋りしていると、あっと言う間に時が過ぎてしまいました。

早く日本に帰りたい思いはありますが、
こんな素敵な仲間と別れるのはとても辛いです。

本当に沢山の思いがぎゅっと一年間に濃縮されているこの地から去るのは
とても感慨深いです。

本当に沢山の事に直面して、体験して、考えて、感じて、思って、
なんとか切り抜けて、やり遂げてきました。
今まで過ごしてきた「一年」という単位の中で、
最も濃くて充実した「一年」といっても過言ではない気がします。

沢山の人に支えられて、日本を出国して、
沢山の人に出会って、沢山の事を体験して、沢山の事を学んで、沢山の事を感じて、
辛い日々ももちろんありましたし、とても幸せで浮かれて過ごした日々もありました。

そしていま、たくさんの思いを胸に日本へ帰国します。
こちらで得た事は、本当にはかり知れません

それらを最大限に活かして、次のステップに進んでいきたいと思います。
絶対に忘れる事のない時間でしょうね。

そして、
何よりもまず、この留学を実現させてくれた家族に感謝

家族の理解とサポートがなければ、今私はここにいないと思います。
本当にありがとう。

色々な面で支えてくれた日本の友人たちに感謝
(手紙やメール、餞別やプレゼントをくれたり、有給をとって空港への送迎をしてくれたり、
 一時帰国中に連日遊んでくれたり…)

こちらでの生活をとても華やかなものにしてくれた留学生仲間達に感謝
私が辛いときは励ましてくれて、私がご機嫌の時は私のしょーもない話に付き合ってくれて。
「旅の恥はかきすて」ってのに甘えていたかもしれません。

みんな、ありがとう。
本当にありがとう。
心の奥底から「ありがとう」って思い切って言えます。何度言っても足りませんし、
そんなんじゃ足りないくらい。

地元の自転車クラブの皆さんにも感謝
日本人はおろか、アジア人、というか、外国人が参加したのは
今までなかったのではないかと思います。

それなのに、初回からとても温かく迎えてくれました。
地元訛りの英語が良く聞き取れず、こちらが申し訳なく感じてしまいそうだったのに、
それでも積極的に声をかけてもらいました。

とある女子学生の方に「こっちに自転車友達はいるの?」
と聞かれ、
「いないんだよー」というと、「何言ってるの?私があなたの友達じゃない!!」と言われ、
とても感動したこと、今でも忘れません。

私が今こうして、自信と充実感を胸に日本へ帰れるのも、
今まで関わった沢山の人のお陰です。
「寂しい、辛い」
そう思えるということは、それだけこちらでの生活が充実していたということ。
なんと幸せな事なんでしょう。

私が感じたように、
私も誰かの役に立って、その誰かに幸せな気持ちを感じてもらいたい。
そうなれるように、これからも努力を惜しまず、
大きく強く優しい人間に成長していきたいと思います。

終わりじゃない、始まりなんです。

さて、
この辺りにて、イギリス留学生活最終夜の更新としたいと思います。

本当に、ありがとう。

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一段落つけました。

論文は、
一段落つけました

(思うこと、感じること、たくさんありますが、
 それはまた後日ということで)

早速、
たまたまキャンパス内で会った去年のクラスメイトと共に町へでかけました

解放感疲労感、そして空腹感が襲ってきました。
そういえば、朝から何も食べていなかったと、夕方四時頃に思い出しました。
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ずっと小食で過ごしてきたので、
一人前のご飯はとても重くて、全部食べるのはとても大変でした。

でも久しぶりに食べた外食、とても美味しかったです。
地ビールも楽しんで、ちょっぴり良い気分。

もっと散歩して、買い物やら撮影やらをするつもりだったのですけれど、
疲労感が勝ってきたので、結局ご飯だけ食べて帰ってきました。

しばしの間だけ、休養させてください。
日本よりもちょっぴり早く、シルバーウィークって感じですかね。

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さっさと終わらせます。

今日はサボリ気味の一日でした。

4時間くらい、論文の事は何も考えずに散歩して、
夕飯は友人とパブへ行き、軽く薄いお酒を一杯飲みました。

こんな事をする余裕が出てきたという事ですね。

今はもはや、詰めて集中的に作業をする段階ではなくて、
ある程度距離を置いて客観的に作業をしたいので、

それを言い訳

こうして全く関係のない事をして、サボっているのです。

友人達とも、

論文にかかりきりで、互いにピリピリしていた頃は、
話しかけるのも戸惑われ、会話もままんりませんでしたが、
今は、みんな余裕をもって笑顔で会話ができるようになりました。

みんなに笑顔が戻っています。

もうさっさと終わらせようと思います。

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精一杯頑張った。と言えるように。

朝四時過ぎです。気温は8.5度。
霧が出かかっているようです。

今日もあってはならないミスを発見しました。
論文中で提示していたデータと、
私が実際に分析に使ったデータが一致していませんでした。

どうして今まで気づかなかったのか全くわかりません。
supervisorも何度か読んでくれたはずですし(実際そこまで細かく読んでいないのかも)、
私自身も何度も確認したはずなのに…。

データが変わると、色々書き直さなくてはいけない部分が出てくるわけでして、
その瞬間は再び絶望感を味わい、泣きそうになりましたが、
提出前に発見出来て良かったと前向きに考えて、必死に修正しました。

後悔だけはしたくない。
後から「あのときは精一杯頑張った」とそう言えるように、
今、精一杯頑張ります。

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